【はじめに】
お仕事のご依頼を受けていただき、誠にありがとうございます!
また、本マニュアルをご覧いただきまして、本当にありがとうございます!
これから記事を代行作成していただくうえで、お願いしたい部分を各項目に分けて、なるべくわかりやすく説明していきます。
実際にお会いして説明しているわけではありませんので、どうしても伝わりづらい部分、こちらの説明不足と言える部分が必ず出てくると思いますから、その時はいつでも質問してください!
また、業務を進めながら添削や直接ご指導させていただくことも可能ですので、例え初めての作業であったとしてもどうぞ安心して取り組んでいただければ幸いです。
基本的には、これからお伝えさせていただきますマニュアル通りにやっていただければ、づまづくところは無いかなと思います。
もし、わからないことがありましたら、いつでも私に質問してくださいね^^
私自身も誠意をもってお答えいたしますので、どうぞよろしくお願いいたします!
まず最初に最低限3つの『遵守事項』について確認してください。
★4つの『遵守事項』★
- あなたが持っている知識や経験があれば『オリジナルのライティング』を行ってください。
- 途中で放棄したり、音信不通になるのはやめてください。場合によっては損害賠償を求めます。
- 本マニュアルの外部への公開を禁じます。
- 報告・連絡・相談は必ず行ってください。
以上をご理解をいただけますよう、よろしくお願いいたします。
ワードプレスの操作に関しては『WordPress操作マニュアル』をご確認下さい。
では、早速目次からご覧くださいませ^^
下の箇条書きが、私が日々行っている記事作成作業の考え方や流れです。
この内容に沿って順次、方法を説明していきますので、『目次』としてザックリと理解してみてください(^^)
また、本マニュアルの内容を解説した動画も作成しておりますので、そちらも一緒に視聴しながら目を通してただければと思います。
商品の口コミ・評判についてまとめた記事の概要
まず、初めに「口コミ・評判についてまとめた記事」がどういうユーザーに読まれており、どういう内容を記載するのが最適なのかについて解説します。まずはザックリで良いのでこの記事種別についての理解を深めてみてください。
読みに来る読者が考えていること(ペルソナ)
「口コミ・評判についてまとめた記事」を読みに来る読者さんが考えていることを下記に記載します。
- 商品名などの基本的な情報は知っている
- その上で、実際の使用者の声が気になっている
- 購入意欲は高い
- 購入するかどうかで迷っている
- 商品に対して不安要素を抱えている
基本的には、ネット上である商品の「口コミ・評判」の記事へたどり着くためには、少なくとも「商品名」を知っている必要があります。
この種別の記事にたどり着くためには「商品名+口コミ」で検索する必要があるからです。
商品名を知っていて、なお再度ネットで検索しているということは、その商品に対して興味関心を抱いていることになります。
特に、「商品名+口コミ」で検索する読者は「実際にその商品を使用した人の声」に強い関心を抱いていると考えられますよね。
また、商品に対して興味関心を抱いているということは、商品の購入意欲が高いということも考えられます。
しかし逆に考えると、興味があるのに購入に至っていない(迷っている)ということは「商品に対して何等かの不安要素がある」という状態の読者なのではないかという予測も立てられます。
- この美容液でシミやシワは本当に消えるの?
- このサプリメントで本当に痩せることができるの?
- この商品は私の肌や身体に合っているの?
これらをまとめると、「口コミ・評判」の記事を読みに来る読者の人物象が見えてくるのではないでしょうか。
「口コミ・評判」の記事を読みに来る読者は、商品に対して関心があり購入したいとは思っているが何等かの不安要素が邪魔して購入に至っていない。その不安を解消するために、すでにその商品を使用したユーザーの声を参考にしたいと考えている。
読者の悩みを解決して購買の背中を押す
記事は、読みに来た読者の悩みに対してきちんと回答できているかで良し悪しが決まります。
例えば、このマニュアルを読んでくださっている方の悩みや疑問は、「口コミ・評判の記事の書き方がわからない」だったり、「商標記事って何?」だったりします。皆さんのそのような疑問に過不足無く応えることができていなければ、このマニュアルはダメなマニュアルということになります。
「口コミ・評判についてまとめた記事」では、前項で明らかにした「『口コミ・評判についてまとめた記事』を読みに来る読者」が抱いている悩みや疑問に対して、それらを解決に導いてあげるような情報を過不足無く提供します。
悩みを解決できた読者は元々購買意欲が高いので、そのままそのページで商品を購入してくれるかもしれませんよね。商標記事の最終的なゴールは、読者の悩みを解決し、納得した上で購買行動に移ってもらうことなので、ここを目指さなければいけません。
ということで、まずは「口コミ・評判」の記事を読みに来る読者の悩みや疑問をシンプルに表してみましょう。
- 少し不安なこと(⇦これは商品によって様々)があるけど、この商品を使ってる他の人はどうなのかな?全体的な口コミは良い?悪い?
このようになると思います。したがって、上記のユーザーの悩みや疑問を解決するために、我々記事執筆者は以下の情報を記事に盛り込み提示します。
- 良い口コミで多く見られた内容とその口コミの情報源
- 悪い口コミで多く見られた内容とその口コミの情報源
- 悪い口コミの解決策の提示
良い口コミを入れる理由は、言うまでも無く商品の良さを読者にアピールするためです。
一方、悪い口コミを入れる理由は、その内容が読者の悩みや疑問と被る可能性があるからです。(ここ重要!)
そして、最後に悪い口コミの正体を紐解き、具体的な解決策や逃げ道を提示してあげることで、間接的に読者の悩みや疑問を解決して購買行動の背中を押してあげます。
基本的には、記事に盛り込む情報は大きく分けて上記の3種類だという認識でOKです。具体的な記載法や構成は後ほど解説しますので、ここではイメージを膨らませてください。
このように、読者の疑問を解決⇒読者が安心して購買行動に移れる、というのが理想的な流れです。
記事の構成
では、記事の構成の解説に移ります。記事の全体像を理解していただいてから、それぞれの詳細について解説します。
サンプル記事を用意していますので、照らし合わせながらご覧ください。
口コミ・評判記事の全体像
まずは、全体像(ざっくりver)を見てください。
まず、記事の一番初めには「記事タイトル(h1)」が存在し、そのすぐ後には「導入文」があります。
そして、下にスクロールすると1つ目の「見出し2(h2)」が出現します。ここからが記事の本題にあたる部分です。
1つ目の見出し2(h2)の直下には以下の内容を記載します。
- 公式サイトやSNS、口コミサイトなどから収集した口コミを引用して掲載する。
- 良い口コミと悪い口コミを整理しながら記載する。
さらに下にスクロールすると、2つ目の「見出し2(h2)」が出現します。ここの内容までが記事の本題にあたります。ここには、以下の内容を記載します。
- 悪い口コミへの解決策を提示する。
- 複数ある場合はそれぞれ記載する。
最後に、「まとめ見出し2(h2)」が出現し、その直後には「まとめ文」が現れます。
いかがでしょうか?記事の大まかな構成や流れは掴んでいただけたのではないでしょうか。
では、次に上記画像の「見出し2(h2)」の内容をさらに詳しく記した表をご覧ください。
見出し2(h2)の中身を細分化すると、上記画像のようになります。
1つ目の見出し2では、各方面からの口コミを集約して掲載しますが、ここでは口コミの出所によってカテゴリ分けを行い、見出し2より1つ小さい「見出し3(h3)」というものを使って整理します。
さらに、SNSの口コミの部分に関しては、「Twitter」と「Instagram」に分けられるので、見出し3よりもさらに小さい「見出し4(h4)」というものを使って情報を整理します。
このように、まずは見出し2や見出し3、見出し4というものを使って記事の骨組みを組み上げ、それぞれのカテゴリに該当する口コミを掲載していく、というように考えていただくと作業内容がイメージしやすいかもしれません。
また、2つ目の見出し2(h2)には悪い口コミに対する解決策を提示します。
通常、ある商品に対して悪い口コミが全くないとか、1つしかないということはあり得ないので、複数ある悪い口コミに対して1つ1つ回答していくイメージで見出し3を作成し、解決策の詳細を本文で記載するという手法をとってもらえれば良いと思います。
ここまで読んでいただいた方は、記事の構成や、大体の作業の内容についてはイメージしていただけたのではないでしょうか。
では、最後に具体例を掲載しますのでイメージをより具体的にしましょう!
いかがでしょうか。1つ目の見出し2では各方面の口コミを見出し3や見出し4で整理していますよね。
また、2つ目の見出し2では、悪い口コミに対する解決策や逃げ道を箇条書きのように見出し3で列挙していますね。
ここでは参考例としてサンプル記事の「目次」を掲載しましたが、目次で示されている各見出しの直下には、見出しが表す内容を詳細に記載した本文が続きます。
サンプル記事を一通りご覧いただくと、より理解が深まると思います^^
記事の全体像を把握していただいたところで、次は記事を構成するそれぞれの要素を1つずつ解説していきます。
タイトル(h1)
記事のタイトルとなります。記事を構成する要素の中で、最もGoogleからのページ評価に影響する部分であり、設定に際しては一番注意すべきところです。
皆さんも一度はネット検索されたことがあると思いますが、検索結果の一覧に表示されるのもこの「記事タイトル(h1)」の部分です。下記の画像のように表示されます。
「記事タイトル(h1)」はフォーマットや設定条件がありますのでそれに従って作成をお願いします。(お渡しするコンテンツマップにも記載しています)
- フォーマット
[商標名]の口コミや評判を調査![ここに検索者の目を引く文言を入れる] - 条件
⇒文字数は32文字以内
⇒後半部分は日本語として意味のとおる文にすること
文字数は32文字以内にする
まず、「文字数を32文字以内にする」ということですが、検索エンジンで表示される記事タイトルの文字数の上限が32文字だというのが理由です。設定した記事タイトルを末端まで表示させるために32文字にするという文字制限をしています。
日本語としてきちんと意味の通る文章を心がける
当たり前のことなのですが、タイトルが支離滅裂な文章では、検索ユーザーがタイトルの意味を理解できず、ページに訪れてくれません。
「口コミ・評判」の記事はフォーマットで決められた部分がありますが、後半部分は商品毎に「どんなタイトルを付ければユーザーに響くか?」を考えながら設定する必要があります。
限られた文字数の中で、きちんと日本語として意味の通る文言を設定してあげる必要があります。
導入文
導入文は、アイキャッチ画像のすぐ下に表示される「その記事の概要について記載した文章」です。
サイトを訪れた検索者が記事を長く見てくれるかは記事の導入文にかかっているといっても過言ではない程、導入文はめちゃくちゃ大事な部分です。
検索者は記事の見始めから10秒で記事を継続して読むか、離れるかの判断をするということが知られています。
また、検索エンジンからも評価される大事なセクションですので、以下をしっかりと意識してくださいね!
「メインキーワード」を含んだ文章で最初の一文を書く
導入文の最初の一文は、「メインキーワード」を含んだ文章で開始します。
検索エンジン(Google)に、記事が何について書いているのかをアピールするために設定する語句。
「口コミ・評判」の記事の場合「[商品名] [口コミ] [評判] 」この3つの語句のことを言う。
サンプル記事のように、導入文の最初の一文は「今回は、[商品名] の使用者の口コミや評判をまとめてみました。」で始めてください。
因みに、メインキーワードはタイトルにも必ず入れます。タイトルのフォーマットを見ると、「[商品名] [口コミ] [評判] 」の3語が入っていますよね。
読者に自分の悩みを再認識させるような文言を加える
商標記事の導入文には、読者がページに入った瞬間に自分が抱えている悩みを再認識し、「この記事を読んでみよう!」と思わせるための文章をあえて入れます。
この文章は、ユーザーはその商品を購入して何を解決したいのか?を考えることで割と簡単に導き出すことができます。
例えば、サンプル記事で取り扱っている「ナチュールc」という商品は「ピュアビタミンC」を肌に浸透させることができる美容液です。ビタミンCが肌に浸透して何が良いのかというと…
- 乾燥を防止し日中も潤いのある肌へ
- 肌の水分、油分を補い、肌荒れを防ぐ
- 日焼けによるシミ防止
- ツヤを与えて乾燥小じわが目立たなくなる
こういった効果があるようです。因みに、「その商品を使えばどんな効果が得られるのか?」という情報については、商品のLP(ランディングページ)に必ず記載されているので、そこから情報を抜き取るのが手っ取り早いです。
これらの効果から逆算して、読者が今現在抱えている悩み(改善したい身体の悩みなど)を予想します。
- 読者は「乾燥を防止し日中も潤いのある肌」になりたいと考えていると仮定する
- ということは、今現在「日中も潤いのある肌」ではない
- 「日中も潤いのある肌」ではない=日中の肌はカサカサしている
最後に導き出された「日中の肌はカサカサしている」というのを、読者の主観で表現すると、「最近、肌の乾燥が気になる…。」と、このようになります。
このようにして作った文章を、あとは「鍵カッコ」と太字表現を使って導入文で表現するだけです。
異なる悩みを、2つくらい入れられたらいいですね^^
共感を交える
ユーザーの悩みが明文化できたら、その悩みに対して共感する文章を加えます。
このような文言を加えることで、ページに訪れたユーザーに「この記事を読みたい」と思わせることができ、記事の内容や商品にユーザーが価値を感じやすい状況を作り出すことができます。
文字数は200文字~300文字以内に収める
長ったらしい導入文は検索者さんの離脱を招きます。
導入文の文字ボリュームは200~300文字以内で収めるようにしてください。
見出し2(h2)
「見出し2(h2)」は、タイトル、導入文の次に大事な要素です。見出し2は「 [商標名] [口コミ] [評判] 」この3語を全て含む形で構成します。
サンプル記事の見出し2(h2)も、この構成になっていると思います。作業していただく前に、記事の見出し構成などを記載した「コンテンツマップ」をお渡ししますので、そちらに則って作成をお願いします。
見出し3(h3)
見出し3(h3)は、見出し2(h2)の次に記事の良し悪しへの影響度が高い部分です。
「口コミを集約する項」においては、口コミの出所を見出し3で整理するだけなのでお渡しするコンテンツマップの通りに作成していただいてOKです。
ただし、「悪い口コミに対して解決策を提示する項」においては、調査した悪い口コミが商品毎に異なるため、定型化できません。そのため、その都度考えて見出し3を設定していただく必要があります。
また、同時に解決策も考えないといけないため、設定が難しい場合は私に相談していただいて結構です^^
本文
本文は、各見出しで表記した内容を詳細に記載した文章です。
「口コミ・評判」の記事では、
- 良い口コミ・悪い口コミの整理
- 解決策の詳細をユーザーに伝える
こういったところで使用しています。本文に関してはコンテンツマップで表記できないため、調査結果を踏まえて独自のライティングで作成をお願いします。
文字数は、1ブロックあたり約300~400文字に収まるように意識してください。
また、最近の検索エンジンは文脈を正確に理解しつつあるので、「誤字脱字」が無いようにお願いします。
見出し4(h4)
見出し4(h4)は、商標記事の作成においては基本的に使用しません。が、「口コミ・評判」の記事では「口コミを集約する項」の中の「SNS」の見出し3の内容をさらに「Twitter」と「Instagram」に細分化するために使用しています。
この他にも、もしかすると見出し4を使わざるを得ない状況があるかもしれませんので、見出し4はどういう場合に使用するのか、その考え方をご紹介します。
見出し4は、例えば見出し3の直下の本文があまりにも長文になりそうだったり、内容を分割して記載した方が読みやすくなる、といった場合に使用します。
見出し3の直下の本文で、記載しなければならない情報が多すぎる場合に、情報を分割・整理するために使用していただければ良いです。
まとめ見出し2(h2)
最後の見出しを「まとめ見出し」とすることで記事全体を締めくくる事になりますので、検索ユーザーにとっても見やすい記事構成となります。(「まとめ見出し」は見出し2(h2)で設定してください)
基本的には、「タイトル(h1)」をそのままコピペして、文末に「[スペース]まとめ」を付ければ完成です。
サンプル記事もそのようになっていますね。
まとめ文
まとめ文は、記事の内容を簡潔にまとめた文章のことを言います。まとめ文の文字数は、300~500字の間に収まるように執筆をお願いします。
ここでは、「良い口コミ」「悪い口コミ」それぞれを再度列挙し、まとめます。「悪い口コミ」のまとめには、上記画像のように解決策を簡潔に記載してあげてください。
そして、まとめ文の最後には「アフィリエイトリンク」を設置します。「アフィリエイトリンク」は、記事を作成が完了した段階でこちらで操作して設置させていただきます。
作成手順
では、ここからは私が「口コミ・評判」の商標記事を作成する際に行っている作業手順をステップ毎に分けて解説いたします。基本的には、この通りに作業していただければ記事が書けます。
STEP①:商品の情報や口コミ・評判を調べる
このステップは、いわゆる「調査(リサーチ)」にあたります。記事を書くには情報が必要になりますが、それを収集する作業です。
「口コミ・評判」の記事に掲載したい情報は、
- 良い口コミで多く見られた内容とその口コミの情報源
- 悪い口コミで多く見られた内容とその口コミの情報源
- 悪い口コミの解決策の提示
でしたね。
また、商品についての基本的な知識があった方が口コミも調べやすいですし、記事を書く際にも矛盾なく文章を構築できるので、まずは書く商品についても調べましょう。
STEP①-1:商品について知る
商品に関する情報の調べ方は単純で、商品のLPを確認すればOKです。(※LPとは:商品の機能を消費者向けにわかりやすく記載した成約用のWebページのこと。商品の販売元が作成している。)
商品LPには必ず、「使用者の口コミ」や「その商品にどういう効果を期待できるのか?」など、商品についての基本情報が分かりやすく記載されています。口コミを調べる前に、まずは商品LPを”消費者の目線に立って”見てみてください。その商品の基本的な情報が掴めればOKです。
こちらで「LPリサーチ用スプレッドシート」を作成しておきました。LPから抜き取るべき情報をピックアップしています。「見本」も記載しているので、それを参考にリサーチしてみてください。(コピーしてお使いください)
STEP①-2:口コミを調べる
次に、使用者の口コミを調べましょう。調査するのは、公式サイト、SNS(Twitter、Instagram)、口コミサイトの3つです。ここで調べた情報が、記事に掲載するメインの内容となりますので、しっかり調査します。
また、口コミを調査する際は「どのような口コミが多い傾向にあるか(良い・悪い両方)」を把握しながら調査をお願いします。
多く見られた口コミをメモしながら見ていくのがオススメです。ここで傾向を把握しておくと、後々記事にまとめる際に楽できます。
リサーチ作業に使えるソフトを「作業効率UP!おすすめソフト&プラグインまとめ」で紹介していますので、併せてチェックしておいてください。
- 公式サイト
⇒LPを確認します。 - SNS
⇒調査にはTwitterとInstagramのアカウントが必要になります。アカウントが無い方は作成をお願いします。 - 口コミサイト
⇒対象サイトは下記表に記載します。
公式サイトの口コミはある分だけ記事に引用します。ほとんどの商品LPが画像で使用者の口コミを掲載しているはずなので、その画像を記事にそのまま引用します。
SNSについては、各SNSの検索欄に商品名を打ち込むと口コミがヒットするはずです。
口コミサイトは数多くありますが、全てを網羅的に調査するのは時間がかかりすぎて現実的ではないので、ある程度こちらでオススメのサイトをご紹介します。
口コミサイト一覧 | ||
サイト名 | URL | 口コミの数 |
アットコスメ | https://www.cosme.net/ | 〇 |
LIPS | https://lipscosme.com/ | 〇 |
コスメニスト | https://cosmenist.com/ | △ |
ガルモニ | https://galmoni.com/ | △ |
価格.com | https://kakaku.com/beauty_health/ | △ |
コスメルポ | https://cosmerepo.jp/ | △ |
マキアオンライン | https://maquia.hpplus.jp/ | △ |
ヴォーチェ | https://i-voce.jp/ | △ |
美的.com | https://www.biteki.com/ | △ |
(〇…多い、△…少ない)
基本的には、上表の「アットコスメ」と「LIPS」が口コミの数が多いので調査対象としてはオススメです。
リサーチ用に「口コミリサーチ用」スプレッドシートを準備しているので、そのシートに随時メモしながら調査をお願いします。(こちらから配布しているシートは直接編集できませんので、コピーしてお使いください。)
⇩口コミリサーチ用シートの使い方(1.5倍速推奨)⇩
【補足】口コミが見つからない場合
ターゲットとする商品が新発売の商品だった場合は、SNSや口コミサイトでは口コミが見つからない場合もあります。その時は私の方まで一報くださいませ。こちらでアンケート調査などを行い、記事作成に必要なコンテンツを提供させていただきます。
STEP②:見出し作成
リサーチが完了したら、次は記事の骨組みとなる見出しを作成していきます。
具体的にどのような構成にすれば良いかは、「記事の全体像」のところでもご紹介しましたね。
また、記事の見出し構成を示した「コンテンツマップ」も提供させていただきますので、そちらを参考に見出し作成をお願いします。
STEP③:見出しに本文を肉付けする
見出しができたら、次に各見出しに対応する本文を肉付けしていきます。
STEP③-1:口コミを集約する部分の書き方(SNS)
(※ここの内容はサンプル記事の「1.2.1 Twitter編」と「1.2.2 Instagram編」に該当します)
導入文のすぐ下の部分の「口コミを集約する部分」では、読者が読みやすいように、良い口コミと悪い口コミが混ざらないように気を付けながらまとめていきます。
例えば、「見出し4:Twitter編」の部分ではどのように口コミをまとめるかと言うと…
上図のようにまとめれば見やすい本文の構成になると思います。他の「公式サイト」「Instagram編」「口コミサイト」についても同じまとめ方で大丈夫です。
TwitterとInstagramの投稿を記事へ「引用」する操作が発生しますが、その操作方法については「TwitterやInstagramをWordpressへ引用する方法」をご覧ください。
また、それぞれの口コミ(TwitterとInstagram)を列挙した後には、口コミを総括して「良い口コミまとめ」「悪い口コミまとめ」を行い、それぞれのまとめの後に一文コメントを付け加えてあげてください。
例えば…
(ここより上は、集約した口コミを掲載する欄)
では、Twitter(Instagram)での「良い口コミ」「悪い口コミ」それぞれをまとめてみたいと思います。
- ~~~~~~
- ~~~~~~~~
- ~~~~~~
- ~~~~~~~~~
良い口コミで多く見られたのは~~~~~~~~~~という声でした。
皆さん、[商品名]の~~~~~なところが気に入ってらっしゃるようですね^^
一方、良い口コミだけでなく悪い口コミも見られました。
- ~~~~~~~
- ~~~~~~~~
- ~~~~
- ~~~~~
このような声がありました。
このように、「良い・悪い口コミまとめ」と一口コメントを記載します。
サンプル記事では、以下のように記載しています。
「まとめ⇒一口コメント」の構成になっていることがわかると思います。
STEP③-2:口コミを集約する部分の書き方(口コミサイト)
(※ここの内容はサンプル記事の「1.3 口コミサイトでの評判・評価」に該当します)
「口コミサイト」の口コミのまとめ方は、SNSとは少し異なります。
SNSでは、口コミの元となるユーザーの投稿をそのまま記事に引用しましたが、口コミサイトに掲載されている口コミには著作権がかかっており、引用することができません。
そのため、口コミサイトの場合はユーザーの投稿内容を精査し、要約したものを記事に掲載します。
ここで、「STEP①-2:口コミを調べる」の「口コミリサーチ用」スプレッドシートを使ったリサーチで得られた情報が役に立ちます。
このリサーチにより、口コミサイトの投稿内容を精査し、「良い口コミ」「悪い口コミ」それぞれでどのような投稿が見られたかが明らかになっています。
後は「良い口コミ」と「悪い口コミ」それぞれを、「口コミまとめ用のbox表現」を使ってまとめ上げれば完成です。
使用するboxは、
- 良い口コミ:口コミボックス(良)
- 悪い口コミ:口コミボックス(悪)
です。このboxはショートコードで表現します。ショートコードの呼び出し方などは「ワードプレス操作マニュアル-3.5.3 box」をご覧ください。
boxを使って口コミをまとめた後は、口コミ内容の詳細を本文で解説してください。
以上が口コミをまとめる作業です。
STEP③-3:悪い口コミに対する解決策を提示する部分の書き方
(※ここの内容はサンプル記事の「2 ナチュールcの悪い口コミ・評判の正体は?」に該当します)
口コミのまとめができたら、悪い口コミに対する解決策を提示する部分を執筆していきます。
前項で、悪い口コミをまとめているので、それぞれに対して1つ1つ答えを返していくというイメージでOKです。
悪い口コミに対する回答を作成するコツのようなものがあるので、サンプル記事を例に解説します。
- 化粧水を忘れたら翌日肌が乾燥してしまった。
- 値段が高い。
- 即効性が無い。
上記画像の悪い口コミはこれらの3つです。これらに対する回答はどのようになるのかというと…
- 化粧水を忘れたら翌日肌が乾燥してしまった。
⇒使い方が間違っている - 値段が高い。
⇒他の商品との値段の比較
⇒割引キャンペーンの提示 - 即効性が無い。
⇒継続することの重要性を説く
このようになります。回答を導き出すには、悪い口コミの裏に隠れた本質的な問題を考える必要があります。1つ1つ解説します。
まず、「化粧水を忘れたら翌日肌が乾燥してしまった。」という不満の声の本質的な問題は、「化粧品についての基礎的な知識がない」ということです。
サンプル記事で紹介しているのは化粧品の中で「美容液」に分類される商品です。
化粧品には4種類あり、それぞれの果たすべき効果が異なります。
- クレンジング剤・洗顔料:化粧汚れや皮脂汚れを落とす
- 化粧水:肌に潤いを与える
- 美容液:美容効果のある成分を肌に与える
- 乳液:美容効果のある成分の流出を防ぐ
一般的に美容液には肌に潤いを与える効果は付与されていません。「潤い」や「乾燥からの保護」は化粧水や乳液が担うべき機能です。そのため、化粧水を使い忘れたら乾燥するのも当然です。
したがって、この口コミに対しては化粧品の種類や機能を解説し、化粧水や乳液を使う必要があること、美容液には潤いを付与する効果は一般的に備わっていないこを説明することで回答となります。
次に、「値段が高い。」という不満の声の本質的な問題は、「美容液の相場を把握していない」ことや「割引キャンペーンの存在を知らない」ということです。
この口コミに対しては、他の類似の美容液の値段を調査し比較する、また販売元が割引キャンペーンを行っていれば紹介する、などが回答になります。
最後に、「即効性が無い。」という不満の声の本質的な問題は、「化粧品は継続利用することが前提であることを知らない」とか、「肌環境は化粧品だけでは改善できないことを知らない」ということです。
化粧品は基本的に一定期間以上継続的に使用して初めて効果が得られるものです(中には即効性のあるモノもあるようですが)。1日、2日~1週間程度では効果はほとんど感じられないというのが現実でしょう。なので、この口コミに対しては、「継続使用の重要性を説く」というのが1つの答えになります。
また、肌環境は化粧品だけでは無く、生活習慣や食生活などの影響を受けることを補足的に説明してあげても良いでしょう。
「その商品の分野における一般的な知識」と「商品についての知識」が回答作成には求められます。
「一般的な知識」といってもそんなに難しくはなく、それらはネットで検索して出てくる情報で事足ります。この辺はあまり難しく考えなくて大丈夫です。「わからないことが合ったらネットで調べる」くらいの認識でOKです。
また、「商品についての知識」も商品LPを見れば大体の情報は入手できます。一番初めに商品LPを読んでくださいとお願いしたのもこのためです。
回答の内容が決まったら、最後に見出し3で標題を付けて、本文を作成していきます。この時、読者さんに寄り添うような文脈で文章を構成できたらベストですね。
STEP④:導入文・まとめ文を書く
記事のメインの部分が完成したら、「導入文」と「まとめ文」を作成します。
導入文は、「記事の構成」で解説した手順に沿って作成してください。(サンプル記事の導入文・まとめ文も参考にしてください。)
STEP⑤:タイトルを書く
最後に、タイトルの設定を行います。
タイトルに関しても、「記事の構成」で解説した手順に沿って作成していただければOKです。
記事ができた後に行う設定
記事からクリック型広告を排除する設定
当サイトではクリック型広告を配信していますが、商標記事ではクリック型広告は配信しません。
右のメニューバーの最下部にある「広告設定」の「このページの広告を無効にします。」にチェックを付けてください。(下図参照)
商標記事のアイキャッチ画像の設定
アイキャッチ画像の作成~Wordpressへのアップロードまでの手順は、「WordPress操作マニュアルー4.1 アイキャッチ画像の設定」に記載していますので、まずはそちらをご覧ください。
アイキャッチの事は一旦忘れて、ライティングの方に注力していただけたらと思います。
ここでは、「商標記事のアイキャッチ画像の作成方法」に焦点を絞って解説します。
商標記事のアイキャッチ画像は、一から作成していただく必要は無く、予めこちらでフォーマットを用意していますので、そちらをダウンロードしてお使いいただければ良いです。
画像サイズに関しては、ダウンロード用のファイル内で「 920 × 518 」で設定していますので、いじる必要は無いと思います。一応、画像をエクスポートした段階で画像サイズが既定の値になっているかの確認は行ってください。
また、画像の拡張子についてはGIMPの設定をイジることで出力時の拡張子をデフォルトで「JPEG」に設定することができますので、出力前に「ギンプにて画像をJPEGでエクスポートする方法」を参考に設定をお願いします。
アイキャッチ画像はGIMPを操作して作成していく必要がありますが、操作はさほど難しくありません。詳細は下記操作説明動画で解説しているので、ご覧ください。
内部リンクの設置
「WordPress操作マニュアル-4.2 内部リンクの設置」で解説しています。
メタディスクリプションの設定
メタディスクリプションの設定に関する基本的な考え方は「WordPress操作マニュアル-4.3 メタディスクリプションの設定」で解説していますので、ますはそちらをご覧ください。
上記マニュアルの内容を踏まえて、「口コミ・評判」記事のメタディスクリプションの設定条件を考えてみます。
- 文字数:124文字以内
- メインキーワード: [商品名] [口コミ] [評判]
⇒それぞれ2回は文中に必ず入れる - サジェストキーワード:商品によって異なる
⇒1回は必ず文中に入れる - 共起語:商品によって異なる
⇒1回は必ず文中に入れる
サジェストキーワードや共起語は、取り扱う商品によって異なります。「ラッコキーワードでサジェストKWと共起語を選定する方法」で解説しているリサーチ方法を基にこれらの語句を選定してみてください。
また、メタディスクリプションの文章の構築方法は「メタディスクリプションの設定方法」をご覧ください。
URLスラッグの設定
WordPressの編集画面に「URLスラッグ」の設定項目があります。
ここは、下記条件に沿って設定を行います。
- [商品名を小文字英語表記にした文字列]-[記事の内容を示す英単語]
例えば、サンプル記事で取り扱っている「ナチュールc」という商品なら、[商品名を小文字英語表記にした文字列] は「naturec」となります。商品名を英語翻訳などすればこれは簡単に設定できると思います。
そして、URLスラッグはその記事の内容を表わす表記にします。そのため、「naturec」の後に「口コミ」という意味の「reviews」という単語を付け加えますが、単語と単語の間は「- (半角ハイフン)」で繋ぎますので、最終的に「ナチュールcの口コミ・評判」の記事のURLスラッグは「naturec-reviews」となります。
なお、「商標記事のアイキャッチ画像ファイル一式」のファイル名は全て「[URLスラッグ]-eye-catching」で構成されていますので、アイキャッチ画像のファイル名からURLスラッグを導き出すことも可能です。基本的には、この方法が簡単かつ確実です。
[記事の内容を示す英単語]は定型化できるので、「口コミ・評判」以外の記事についても例を示しておきます。
- 口コミ・評判:reviews
- 値段・最安値:cheapest
- 使い方:how-to-use
- 販売店・店舗:sales-status
- 効果:effect
- 副作用・成分:side-effects-component
- 解約・返金保証:cancellation
URLスラッグについてさらに詳細を知りたい方は、下記動画をご覧ください。
カテゴリの設定
WordPressの編集画面に「カテゴリ」の設定項目があります。
該当する商品名の左にあるチェックボックスをクリックし、チェックマークが付けば設定完了です。
カテゴリは階層構造になっています。商品名の1つ上の階層に「美容」というカテゴリがありますが、ここにはチェックを付けないようお願いいたします。
詳しくは、「WordPress操作マニュアル-4.5 カテゴリの設定」をご覧ください。
記事ができあがったらチェックをする
記事が出来上がったら仕上がりをチェックをしていきましょう。
このチェック作業はかなり重要です。
記事作成において慣れていない時期は、誤字脱字がめちゃくちゃ多いです。
記事作成の上級者においてもチェック作業は必ず行っている重要な作業ですから、今後の記事作成においてしっかりとクセ付けしていきましょう。
さいごに
かなりの長文となってしまいましたが、以上が私が「口コミ・評判」の商標記事を書く際に気を付けているポイントや書く際の考え方となります。
書面でお伝えできることは全て記載したつもりですが、ライター様の目線でこのマニュアルを読んだ際に不明点や抜け、分かりにくい部分などがありましたら、私までご連絡いただけますと幸いです。
また、マニュアルだけではどうしても説明できない部分が数多くありますので、質問などありましたらその都度聞いて下さい!出来る限りお答えしたいと思います。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました!